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御縁日と御開扉

1月1日 元朝護摩供

除夜の鐘より元日日没まで秘仏本尊を御開扉
0時、10時、14時の三度、観音護摩供を勤修

3月2日 二日扉

18時30分より観音経読誦
「二日扉」(ふつかど)の言葉の起源は良く分かっていませんが、この日は悪魔を退治した日とされています。悪魔を破った観音さまの加持力と泰澄大師のご遺徳に感謝するため、地元の人々が集って読経し、お供えのお神酒やお鏡餅などをいただいて、その年の家内安全・無病息災を祈ります。
【言い伝え】
当山開基後百年頃から毎年三月二日(旧暦二月二日)の巳の刻に、朝日・内郡両村から三歳の児童一人を悪魔が奪い去っていっていたが、当山の住持・道実和尚は百姓らと共に観音菩薩に悪魔退散を祈り、三七日(21日)にして悪魔を退治することが出来た。以来毎年この日には、三歳の児童に新しい服を着せ、御神酒・御鏡餅を供え、大根に塩を振りかけ悪魔の腕に譬え、これを切って馳走して御神酒をいただく。また御鏡餅は悪魔退治の時、村人が和尚に加勢して鋤鍬をもって悪魔の肉を削り取った事から削ぎ餅といって、参詣者に分配するのが慣わしとなっている。

4月18日 春季縁日

7時から17時まで秘仏本尊を御開扉 7時より開扉法要 13時30分より観音護摩供

8月10日 千日詣り

7時から21時まで秘仏本尊を御開扉 7時より開扉法要 19時30分より観音護摩供
この日に参詣すれば「四万六千日」お参りしたのと同じ功徳があるといわれる大功徳日です。

毎月18日 観音講

19時半より観音経読誦・御詠歌奉詠

御開扉法会

本尊正観世音菩薩の御開扉法会には、三十三年に一度の「本開扉」と、その中間にあたる十七年に一度の「中開扉」があります。これまでの御開扉の年は次の通りです。 中)昭和30年(1955)4月 本)昭和47年(1972)4月 中)平成元年(1989)4月 本)平成15年(2003)4月
中)平成29年(2017)4月 ※開創1300年記念のため、2年早く執行
本)令和17年(2035)4月


観音護摩供の御祈祷


 護摩とは、梵語(古代インドのサンスクリット語)のホーマ(homa)を音写したもので、「焼く」という意味の言葉です。仏の智慧の火をもって、煩悩(私達を悩ます悪い心)を焼きつくすことを表します。
 護摩供は、本尊の前に壇を設け、さまざまな供物を捧げ、護摩木という特別な薪を焼きつくして本尊に祈る密教独特の修法(密教の供養の方法)で、仏をもてなすあらゆる供養法の中で、特に功徳が高いといわれています。護摩の祈祷を通じて、むさぼり、いかり、おろかさという心の迷いを仏の智慧の炎で焼きつくし、願望を清め、すみやかに成就するよう祈念します。
 当山では本尊正観世音菩薩の御前に護摩壇を設け、秘密観音護摩供を勤修いたしております。朝日観音が古来より多くの信仰を集めているのも、この観音護摩供の加持力によるものです。特に「悪疫消除」「災難厄除」「病気平癒」「身体堅固」の御利益は多くの人々を救済して参りました。皆様もぜひ観音さまのご縁日に御参詣下さい。

 

観音護摩供の日

1月1日 0時〜、10時〜、2時〜の三座 4月18日 13時30分より 8月10日 19時30分より 

ご祈願

家内安全・交通安全・無病息災・災難厄除・病気平癒・身体堅固・良縁成就・子宝成就・安産成就など
添護摩は一本五百円です。
特別なご祈祷は御本尊へのお供えを御志納下さい。
護摩札や御守もございます。